土曜日の休日を利用して、飯舘村「福光の家」さんに行き、被災犬の散歩をして来ました。
ボランティアなんて言えるほど、立派な行動ではありませんが。
飯舘村は我が家で預かっている被災犬、ホーギー(ハスキーとコーギーのミックス)のヒューガが育った地域です。
機会があれば状況を見てみたいと言う、妻の提案で今回行くことが出来ました。
ネットで調べると、とある人物により残念な噂も流れている同施設でしたが、実際に現場で運営されている方から本当の状況をお聞きし、様々な逆境の中で苦労されながらこの施設を運営されていることがよく分かりました。
実際に足を運ばなければ知る由もなかった事です。
秋田犬の二頭連れという、超貴重な体験!!
サイズも大きく、パワーもとても強いジョンですが、
とっても人懐っこくて可愛いのです。
最初に到着し、すぐに感じた事は、みんな人が来てくれるのが嬉しくて、散歩やコミュニケーションを楽しみにしているような素振りを見せてくれた事でした。
様々な事情があるので責める事は出来ません。
しかし、結局は人間の身勝手さが生んだ被害者です。
「人間に不信感を抱いているのではないか?」
「人間を嫌ったり、憎んだりしているのではないか?」
そんな想いを抱いて訪れた僕たちを、大げさに尻尾を振りながら、盛大な歓声(?)でお出迎えしてくれました。
彼らのそんな健気な姿に、つい涙が出てしまいました。
また、逆にそんな彼らに救われたというか、悲壮感のない元気な姿に、幸せな時間を過ごさせていただいたように思います。
どの子もこんな感じで楽しそうな顔をしてくれました。
ピクセルにもっと力があれば、具体的な支援活動をして行きたいと思ってはいるのですが、まだまだ小さな会社。出来る事はごく個人的なお手伝いだけです。
でもどんなに小さな事でも、何か出来る事から始められたら、と言う想いがありました。
立派な事を語る気持ちは少しもありません。
怪しい団体でもなければ、募金を呼びかけるでもありません。
被災地は他にもたくさんあり、こうした被災犬たちだけでなく、人もまだまだ困っている方はたくさんいらっしゃると思います。
もし、これをご覧いただけた方で、気持ちを共有出来る方がいらっしゃれば、少しずつでも動いていただけるキッカケになればと思います。
本当に貴重な体験を、ありがとうございました。
こんな優雅な姿をしながら、実はマザコン。
福光の家・facebookページ