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2019年12月30日月曜日

令和元年を振り返って

今年も一年ありがとうございました。

一年とは思えないほどに色々ありました。細かく書いていくといつまでも終わらないため、大まかなダイジェストを駆け足で紹介させていただきます!




今年はなんとテレビ番組の収録から一年がスタート!!

「ホーギーヒュー」の主役ヒューのモデルとなった原発避難犬ヒューガと私共が取材を受けました。
番組司会は「MOTHER」などゲームクリエイターとしても有名な、皆様ご存知の糸井重里さん。
BSプレミアム「家族になろうよ」と言う、保護犬や保護猫の里親を探したり、実際に幸せに暮らしている犬猫たちを紹介する番組です。
ワイプ越しとは言えホーギーヒューと糸井さんの共演は感涙ものでした。



3/10(日)飯館村あづまるネットと言うイベントに「Mr.ドットマン仙台支部」として参加させていただきました。ドット絵コースターのワークショップ、いつもと違う会場で勝手が違いましたが多くの方に楽しんでいただけました。



渡辺邦孝「デスクリムゾン」ソロライブ〜上方から来るぞ!気をつけろぉ!〜

3月31日、新宿喜久井町のイズモギャラリーにて開催した、伝説のクソゲー「デスクリムゾン」の楽曲を担当された山水館の渡辺邦孝氏によるソロライブ。
素晴らしい演奏だけでなく渡辺氏の様々なパフォーマンスに、会場は大いに沸きました!
こだわりのグッズも好評でした(^ ^



PC用ゲーム「焔龍聖拳シャオメイ」発売。
レトロなカンフーアクションです。
6月23日の第4回昭和玩具とレトロゲームのみの市in東京&わくわくワークショップ(ゲームインパクトさん主催)に出展するためにかなり無茶なスケジュールで制作開始となりました。
音楽は「源平討魔伝」「超絶倫人ベラボーマン」などを手がけた元ナムコのレジェンドコンポーザー中潟憲雄さん。
FM音源風のサウンドは「素晴らしい!」の一言です。

焔龍聖拳シャオメイ関連商品



8月3日と4日は岐阜で行われた第3回全国エンタメまつり(通称ぜんため)初出展。
街そのものがゲームを中心としたエンターテインメントとなることもあり、お子様のご来場も多かったように思います。普段はお会い出来ない皆様とお会いする事が出来ました。


また8月21日から「ホーギーヒュー」のSwitch版開発費を募るクラウドファンディングを開催致しました。


しかしその途中の9月10日、主人公ヒューのモデルとなった犬ヒューガが他界。

クラウドファンディングを始め「HEARTYMUSICLIVE! at SENDAI88」「インディゲームマーケット」「VariousMore(エメラルドドラゴン 30周年記念イベント)」などの大規模なイベントやWEB制作業務他、様々な業務や心労が重なる中でした。
今でも悲しみは全く消えていませんが、困難を極める状況が続いた中正直しんどい日々でした。

しかし9月のゲームレジェンドでは、ファミ通「ドラネコシアター」などで知られる漫画家餅月あんこ先生がなんと「ホーギーヒュー」クラウドファンディング応援団として駆け付けて下さり、一時は諦めムードもあったクラウドファンディングが少しずつ加速し始めました。



ゲーレジェ前日の9月21日、10月のほぼ矩形波仙台ライブのリハーサルが東京で行われたので見学させていただきました。
プロミュージシャンの練習風景、皆様のお人柄に感動でした。


10月13日はほぼ矩形波ことHEARTYMUSICCLUBBNDの仙台初ライブ「HEARTYMUSICLIVE! at SENDAI88」が行われました。
しかし令和元年台風第19号(ハギビス)が日本列島を直撃。開始前の一週間は毎日進路図を見ながら古川もとあきさんらと連絡を取り合い、慎重に審議を重ねました。本当にギリギリまで悩み、苦しみました。古川さんも本当に悩まれたと思います。
が、メンバーの皆様が前日入り、國府田マリ子さんが計画運休スレスレの新幹線に乗るなどの対応により、なんとか開催する事が出来ました。

当初の予定よりも少ないお客様の中ではありましたが、台風にも負けない感動のパフォーマンスを仙台で見れた事は本当に感慨深いです。
仙台と言う事でホーギーヒューからの楽曲を2曲演奏してくれた事や、ホーギーヒューと古川もとあきさんを繋ぐのに大きな役割を果たした「HOPE」やライブ用特別映像など、常時涙腺は"ほぼ"崩壊状態。

今でも台風の爪痕に苦しまれている方は多くいらっしゃると思います。
一日も早い日常の復帰を心よりお祈りしております。


そして達成無理かと思っていたクラウドファンディングに奇跡が起きました。

「Mr.ドットマン〜小野浩全仕事〜」などを執筆されているぜくうさんの、台風に関連した八ッ場ダムについてのツイートがバズりました。その際にぜくうさんがご自身の書籍でなくホーギーヒュークラウドファンディングについて告知して下さったのです。
ライブの準備をしている時に多くの人から「おめでとう」のメッセージをいただき、その事実を知りました。



そしてその翌日10月14日は初開催となる「インディゲームマーケット」を仙台市で開催。



前日のライブで来仙していた古川もとあきさんを始め、Mr.ドットマンこと小野浩さん、元ハドソンのレジェンドコンポーザー国本剛章さん、中島享生さんやなかやまらいでんさんなど豪華ブースを多数出展いただきました。
初開催なので一切読めませんでしたが、多くのお客様にご来場いただき、会場は終始賑わっておりました。
お子様の来場も多く、親子で楽しんでおられるお客様も多数いらっしゃったのが嬉しいです。本来の理想でもありました。

ぜひ来年も開催したいと思っております。




そして12月22日、エメラルドドラゴン30周年記念イベントVariousMoreをなんと原宿クエストホールで開催。
昨年の原画展直後から企画自体はあり、具体的には2月から動いていたので、文字通り今年の集大成となるようなイベントでした。

そのためスタッフTはピクセルイベントの起源でもある「Mr.ドットマン」Tを着用させていただきました!!





実は開催までかなりの紆余曲折あり、何度も中止しようと思いました。
10月の台風により大きな赤字を計上していた事も追い討ちを掛けました。

しかしツクモさんやBEEPさん、ビーグリーさん、LAND&SEAさんなどのご協力もあり、どうにか形にする事が出来ました。こんな小さい上に未熟な会社にお力を貸して下さり、本当にありがたいです。

各関係者様、ゲストの皆様、ご来場いただいたお客様一人一人のお陰で素晴らしいイベントとなりました。

ただ様々な事情によりスケジュール公開等がなかなか出来なかった事、申し訳ございませんでした。



ゲストの皆さんと。

右より声優の保志総一朗さん、エメドラキャラクターデザイン等の木村明広さん、声優の冬馬由美さん。
あの会場でしか実現出来なかった、当日の朗読劇は感涙モノでした。



実はエメドラの木村先生と共にあるプロジェクトが動いています。
画像をチョイ見せ。
この画像を見たらどんなゲームになるか、分かる人は分かるのではないでしょうか?(^ ^;
原画展でも展示されていた、木村先生が昔描いた↓のセル画は伏線だった・・・!?
諸事情により時間がかかりそうなので、気を長くしてお待ちいただけますと幸いです。



その他の出来事(思い出せる範囲で)
  • 5、9、11月、ゲームレジェンド出展
  • ホーギーヒュー英語版(STEAM版)発売
  • 焔龍聖拳シャオメイ公式ガイドブック発売(餅月あんこ先生の4コマを特別収録)
  • サイバーガジェットさんとのコラボ缶バッチ頒布
  • 海外メディアTech-Gamingさんにインタビュー記事掲載
  • 国内メディア4Gamer.netさんにインタビュー記事掲載
  • 地元新聞河北新報にインタビュー記事掲載

長くなるので色々と端折りましたが、大まかに今年を振り返ってみました。
(なんかメディア系は自慢みたいでヤな感じですね・・・💦)

たった一年間の出来事とは思えないほどの出来事や奇跡に溢れた最高の一年ではありましたがヒューガの死を始め、実は喜び以上に苦しい事や悲しい事がたくさんありました。
この一年で強くなれた気がします。

そして何よりありきたりな表現ではありますが、お付き合いいただいている企業様だけでなく、イベントでお会いする皆様、SNSのフォロワー様など本当に多くの皆様に支えられている事を実感した一年でした。
弊社だけでは実現出来なかった事をたくさん実現させていただく事が出来ました。



来年の上半期はクラウドファンディングに支援下さった皆様との約束を守るため、Switch版ホーギーヒュー「ホーギーヒューwithフレンズ」の開発、古川もとあきさん、Shuzilow.HAさん、國府田マリ子さんらとのプロジェクト「スチームパイロッツ」の開発に集中したいと思います。
イベントはしばらくお休みします。

このブログでも触れた作品の他にも、進行中の企画がありますので続報を楽しみにしていてくださいね。

多くの感動を、本当にありがとうございました。
言葉で言い表せないくらいの感謝の気持ちがいっぱいなのですが、表せないので簡潔な表現お許しください。

来年もどうぞ宜しくお願い致します。

2018年5月18日金曜日

「ドットの拳GIGA」ゲームレジェンド28にて発売開始!

「ドットの拳GIGA」(どっとのけん・ぎが)


ドット絵・ロゴデザイン:Mr.ドットマン小野浩氏
音楽:中潟憲雄氏


と言う、ナムコ黄金期のレジェンドお二人を迎えてお届けする、世界一チマチマした格闘ゲーム「ドットの拳GIGA」が、5/20(日)川口市市民ホールフレンディアにて開催されるレトロゲームのお祭り「ゲームレジェンド28」にて頒布開始されます。


パッケージ


今回は「Mr.ドットマン仙台支部」と言う、ありがたき称号をいただいている弊社が開発を担当致させていただきました!

仙台ももちろんそうでしたが、各ワークショップや海老名文化会館にて開催された「Mr.ドットマンドットアートの世界展」でも好評だった、鳥獣戯画など小野さんが描かれている名画ドット絵シリーズをベースにしたドット絵のキャラクターたちが、個性豊かな技を以てぶつかり合います。

Mr.ドットマン公式商品でありながら、結構自由にやらせていただいたので、本当にありがたいです。

その分、当然ながらゲーム内容の責任は弊社にございますので、不具合報告やゲームに関するクレーム等は弊社にお送りくださいね。
もちろん肯定的なご感想が一番嬉しいですが(^^


公式トレーラーより

キャラ小っさ!
キャラ少なっ!

と言うちょっと問題ありなキャッチコピーでお送りする今作。

チマチマしながらもコマンド技キャンセルやコンボ、空中コンボ、目押しコンボ、超必殺技など、格ゲーの醍醐味はそれなりにございます!
友達とワイワイ楽しむのにピッタリのゲームです。

今回はゲーレジェ限定トートバッグ付きで3,000円。
小野浩さん、中潟憲雄さんがブースにいらっしゃった場合にはサインもいただけますよ~


タイトル:ドットの拳GIGA(どっとのけん ぎが)
ゲームジャンル:格闘ゲーム
対象年齢:全年齢
価格:3000円(税込)
仕様:限定トートバッグ付CD-ROMソフト
動作環境:(最低)OS:WindowsXP以上 プロセッサー:Core2Duo メモリ1GB程度
メディア:CD-ROM
その他:USBコントローラーをご用意の上、お遊びください。


公式トレーラー第一弾
オープニング&キャラクターダイジェスト

2018年3月15日木曜日

飯館村あづまるネット2018に参加しました!

2018年3月11日

東日本大震災から7年目のこの日、福島県の飯舘村交流センターで行われたイベント「飯館村あづまるネット」にて、「Mr.ドットマン仙台支部」としてワークショップをさせていただきました。




私ごとではありますが、弊社代表佐々木が里親として預かっている犬「ヒューガ」が震災前に住んでいたのが飯館村なのです。

Mr.ドットマン仙台支部での活動という名誉もさる事ながら、ゆかりのある飯館村、しかも3.11と言う特別な日に、皆様の笑顔に貢献出来た事を心より嬉しく思います。

ヒューガの元の飼い主のご夫妻も駆け付けて下さいました!





ワークショップを行なっている部屋に、何度も足を運んでくれた小学一年生の男の子が選んだドット絵の素材は・・・


なんとMr.ドットマン小野浩氏の似顔絵!!
喜びのあまり、すぐにご本人にメールしましたとも。




初めての事なので、少し声がけしないと難しいかなあと、イベントが開始されるまでは思っておりましたが、暖かく気さくな飯館の皆さまは、こちらから声を掛ける間も無く、積極的にワークショップに参加してくださいました!




今回は親子のお客様が多くなると思われましたが、意外にも女性単身でのご参加が、お子様と同じくらい多かったですね。




いつもそうですが、作業中は皆さま真剣そのもの。
途中ドットがズレ、失敗しそうになったお子様もいらっしゃいましたが、ちょっとしたアレンジをアドバイスしたところ、ちゃんと形になりました!




私もリクエストを受けて急遽参戦。




NPO法人ルワンダの教育を考える会のルーシーさん。
彼女が販売していたルワンダコーヒーの売上が、ルワンダの子供達の教育のために寄付されるそうです。





焼き鳥、スープ、スイーツ、わたあめ、おうどん、おしるこ、アメリカンドック、たい焼き、漬け物、大根餅、その他たくさんの食べ物が無料で振る舞われ、来場された方全員が笑顔になるイベントでした。

そのうちのいくつかご馳走になりましたが、どれも美味しかったです!
「大根餅」と聞いて様々なバリエーションを聞いておりましたが、どの予想とも違う食べ物(味や風合いはチヂミに近いかも・・・)で、こちらも非常に美味しかったです。

「飯館村あづまるネット」は、特定非営利活動法人シャローム様が主催になって行なっているイベントで、これが3回目だそうです。

人を笑顔にする仕事って最高ですね。





私共ピクセルとしても、笑顔のお手伝いが出来る事であれば、積極的に参加させていただきたいと思っております。
イベントへの出展依頼、開催のご相談など、何かあればお気軽にお声がけ下さいね。

素晴らしい体験をさせていただき、本当にありがとうございました!

2018年1月30日火曜日

「Mr.ドットマンinSENDAI」(後編・トークショー)

2018/01/27(土)
Marucafeにて、「Mr.ドットマンinSENDAI」のトークショーが行われました。

ナムコ一社提供の伝説のラジオ番組「ラジオはアメリカン」の大橋照子さんをMCに、ゲストに「源平討魔伝」や「サンダーセプター」などの作曲でも有名な中潟憲雄さん、「キラキラスターナイトDX」や「8BITMUSIC POWER 」など、現代に蘇ったFCソフトを手がけるイラストレーター・漫画家のRIKIさんをお迎えした、今回のトークショー。

豪華過ぎるメンバー、そしてそれに見合っていたと自負出来るような、笑いあり、感動ありの濃い内容のトークショーとなりました。

内容は、ご来場いただいた皆様だけの特別な体験ですので、詳しい事は書けませんし、公開出来る画像も一部ですが、その雰囲気が伝われば幸いです。




たくさんのお客様にご来場いただき、会場であるMarucafeさんに臨時の椅子を用意していただくなど、満員御礼状態!!

ちょっと前に、関東方面のイベントで中潟さんたちとお逢いしていたお客様も足を運んでくれたそうです。




トークのプロフェッショナル、大橋照子さんのさすがの進行で、お客様たちも巻き込んで和やかながらも盛り上がる会場。
大橋さんの長年のファンの皆様も数名、わざわざ仙台まで足を運んで下さいました!
本当に感謝です。




ナムコ時代のエピソードやゲストの皆様の紹介、「Mr.ドットマンのゲームを作るなら?」といった構成で、トークショーは進行しました。




MCばりにトーク上手なRIKIさんが盛り上げ、ちょっと盛り上がり過ぎて脱線したところを大橋さんが制御する、と言った面白いコンビネーションもちらほら。




 「Mr.ドットマンのゲームを作るなら?」と言うトークテーマに寄せられたお客様の企画に、実際の現場さながらの真摯なアドバイスをする中潟さん。
現実的なお話の中にも、提案者に対して愛のあるトーク内容に、会場の皆様も引き込まれていたようです。




ゲーム業界を志す20代のお客様に、レジェンドの皆様が一人ずつ真剣にアドバイスをすると言う場面があり、感動してしまいました。



そしてトークショー終了後は少しの間、物販やサイン会を交え、ゲストとお客様との談笑タイム。

先日の宮城ローカル番組「OH!バンデス」に小野さんが急遽出演してくださった事で、「レトロゲームは知らなかったけれど興味を持った」と言う10代の女性のお客様がいらっしゃいました。
どちらかと言えば30〜40代をターゲットにしていたこのイベントに、若い方が興味を持って下さった事は非常に嬉しいです。

また、昨日のワークショップのブログに書き忘れたのですが、代々木アニメーション学院に別イベントでいらっしゃっていた10代の若者たちが、「ドット絵大好きです!」とおっしゃって下さり、イベント趣旨を説明したところ、遠目に小野さんたちを見て興奮していたのが印象的でした。

本当に価値があるものは、世代も性別も問わず理解していただけると実感致しました。

ご来場いただいた皆様、小野さん、大橋さん、中潟さん、RIKIさん、最高の時間を本当にありがとうございました!

Mr.ドットマンこと小野浩さんの活躍は、まだ始まったばかり。
これからも目が離せませんよ〜


2018年1月29日月曜日

「Mr.ドットマンinSENDAI」無事終了しました!(前編・ワークショップ)

2018/01/27(土)
代々木アニメーション学院仙台にて、弊社初のイベントとなる「Mr.ドットマンinSENDAI」のワークショップが行われました。

まずはイベントの様子を写真と共にご覧ください!


Mr.ドットマンこと小野浩氏による開会のあいさつと、ホワイトボードの「一点入魂!!」
の文字。
ドット絵の基本です。


マニュアルやお手本を見ながら制作開始!


男性女性、お子様から大人まで、幅広い世代のたくさんのお客様にご来場いただきました!


序盤は雑談を楽しみながら進みましたが、作業が佳境に入ると皆様真剣に手を動かしています。


なんとトークショーゲストの大橋照子さん、中潟憲雄さん、RIKIさんもワークショップに参加!
他の参加者の皆様と交流を深めておられました。

大人も子供も男性も女性もみんな笑顔!!
上のような光景を見るために、このイベントをやったと言っても過言ではありません。


すみません。
後ろ姿ですが手前の黒いジャケットが中潟憲雄さん。


RIKIさんは、参加者の方とかなり気さくにお話しながら作業を進めておられました。


見た事ありますね。
そうです。あれです。


碁石海岸・穴通磯をドット絵にて表現したお客様もいらっしゃいました!
碁石海岸は昔WEB制作で「墓石」と書き間違い、それがシニア向けコンテンツだったと言う、シャレにならない思い出が・・・(笑 


こちらも某有名キャラクター。
みなさん上手に描かれていらっしゃいました。 


オリジナルの図案を持参下さったツワモノも!!!
こちらのお客様は、トークショーでも大活躍されていらっしゃいました。


この真剣な眼差し。
感動しました!

ニッパーを見る事が初めてだったのか「怖い!これやだ!」と言っていた少年も、気づくと自らニッパーを握り、作業に没頭していました。
図案を持参していたので、私ピクセルの佐々木も、図案のドット化に協力させていただきましたよ〜。


テーブル毎にドットマン賞を決めるのが恒例なのですが、大橋さんテーブルのドットマン賞はこの剣のアイコンを制作した小学四年生の男の子!

マインクラフトの書籍を持参し、様々なドット絵を方眼紙に試して試行錯誤しながら作業していました。
普段もアイロンビーズでドット絵を書き、ストップモーションが出来るアプリでアニメーションを制作しているそうです。

そんなお子様にも参加していただけて嬉しいです。
また、参加をさせてくださったご家族にも感謝です。

未来のMr.ドットマンかも!?


ご協賛いただいた、株式会社ピコラの金子様も顔を出してくださいました!
金子様も某有名ゲーム会社出身。
ドッターだった時代に「一点入魂」をモットーに作業されていたそうです。
このたびは本当にお世話になりました。




ご来場いただいた皆様、ご協賛、ご協力いただいた法人、個人の皆様、ゲストの皆様、今回は本当にお世話になりました。
不慣れな事で私共の手際も悪く、かなりてんやわんやしてしましたが、とても温かみのある、楽しいイベントになりました。

遊んでいたゲームの制作に携わっている面々を前に、
「子供の頃の自分に教えてあげたい!!」
運営側は口を揃えて言っておりました。
もちろん私も😅

勢いだけで突っ走った数ヶ月でしたが、結果的には、今ピクセルに出来る最高の形にはなったのかなと思います。名前が「株式会社ピクセル」で最初のイベントが「Mr.ドットマン」
これは奇跡です。(ドットの英語表記はPixel)

イベント開催にあたり、大変な事もかなりありましたが、今では笑い話です。

そんな苦労の中、一つだけお願いがあります。



今回はまず会場探しから始まりました。

「若い世代にゲームの黎明期のお話を知ってもらいたい」
「ドットの技術から新しい発想を生み出してもらいたい」

などの想いもあり、会場は専門学校に、と言うコンセプトがありました。

仙台初のイベントと言う事で、元ナムコと言う経歴、小野浩さんの過去の作品名を言うと担当の方は皆様「おお!」とはなるのですが、残念ながら「上に話を通します」から自然消滅・・・というパターンが多かったです。
それらは、こちらの都合で始めた活動なので、当然かとは思います。
お話を聞いていただいただけでも、本当に感謝しております。
各校の担当者の皆様、本当にありがとうございました!



しかし、会場探しを始めて最初に言われた一言が、どうしても引っかかっているのです。



「ゲームは興味あるけど、ゲームを作る中の人に興味あります?」

最初がこれだったので「その程度の認識だと仙台では無理なのかな?」とまで思ってしまいました。

これは、私共は言われても別に良いのです。 
レジェンドクリエイターの皆様も大人なので、言われても流して下さると思います。


ただそれは、ゲームの専門学校に通っている生徒さんに言って良い事なのでしょうか?


今回のイベントにも来てくれた、知り合いの小学生の少年は、尊敬する人に任天堂の「宮本茂」氏を挙げています。ゲームを作りたい、ゲーム会社に入りたい夢があるのです。

私たちクリエイター(自分をこう言うのはおこがましいですが)にとって、好きなゲームや映画、音楽などを作っている中の人は、同じ憧れでも、芸能人などとは違います。
極端な言い方しかありませんが、神様みたいなものなのです。
それこそ創造主なのだから、ある意味正しい表現ではないでしょうか。

小野さん、中潟さんを始め、レジェンドクリエイターの皆様は今でも精力的に活動し、たくさんのファンに希望や夢を与えています。

せっかくゲームの道を夢見て専門学校に入学した生徒さんには、そう言うクリエイターになってもらいたいです。

ゲームに限らず、クリエイティブな道を志している人々は、自分の作品が愛され、誰かの人生に夢や希望、良い影響を与える事を少なからず願っていると思います。
心に響く作品に出会った時、その出会いは人生に影響を与え、きっとその作者に興味を持つと思うのです。

ゲーム系専門学校の生徒さんは「ゲーム」ではなく「ゲームを作る中の人」になって行く訳ですから、興味を持たれない人になってしまうのはあまりにも悲しいです。




ご協力いただいたから言う訳ではありませんが、今回特別協賛いただいた、代々木アニメーション学院さんの生徒さんは挨拶もしっかりされており、感動致しました。それは方針だそうです。
技術を磨く事はもちろん大切ですが、AIに取って替られるような仕事でない限り、そういった人としてのコミュニケーションや魅力はもっと重要だと思うのです。 

クリエイティブ系などの教育現場にいらっしゃる皆様、どうか、「ただの中の人」と言われないような未来を、生徒さんに描いてあげてください。心のある作品は、きっと人の心を動かします。そんな作品を創るクリエイターの芽を大切にしてください。
全てが無駄でないといつか気付く事が出来る、いくつになっても前向きに輝ける、そんな夢のある大人を育ててあげてください。



それが私共からのお願いです。
私共も若い世代がもっと夢を見れるような社会を実現出来るよう、微力ながら尽力して行きます。